TN:ミニジョイマ最高2078最終2078(10位)
初めに
初めての方は初めまして。おろしぽんずと申す者です。S26も終わりダイマあり竜王戦ルールも幕を閉じましたが,今回は自身初となる最終1ページ目に乗ることのできたS25 の構築記事を自己満足ではありますが書かせていただきました。
コンセプト
ザシアン軸にイージーウィンを量産する
相手のダイマックスを枯らしてからの後発ダイマックスによる制圧
初手ダイマックスからの制圧
サイクル下で電磁波をまき散らしエースアタッカーを通す
構築経緯
環境に一定数は必ずいるザシアン軸にイージーウィンを取れる構築作りを目指す上では初手の出し負けは絶対にしてはいけないと考えました。
サンダー入りには珠サンダーの初手ダイマックスをケアしないといけないので対面勝てるチョッキカイオーガとダイアタック珠エースバーンの二種類を用意し取り巻きによって選んで選出できるように採用
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これだとウオノラゴン入りと水ロトム入りに勝てないので初手に来た際の相手からの見えない引き先となり対面ザシアンに勝てる貯水鉢巻ガマゲロゲを採用
vs.→無償有利対面が作れる。(再戦で強引にダイマックス切られるとあまり美味しくないです...)
次に採用数の多い襷を盾に二回殴ってきたりカウンターでエースバーンをワンパンしてくるウーラオス,エースバーンの引き先となるHBゴツメサンダーを採用
(カウンター)vs.→
最後にドラパルト,カイリューなどのエースバーン,カイオーガどちらもが不利を取るドラゴンタイプの安定した引き先となるHBトレースポリゴン2を採用
(ダイマ切らないと逆に危ない)vs.(ダイマ切られたら勝てない)→
ダイマックスを枯らして裏にまで負荷をかけます。
残りの1枠はその他メジャー禁伝に勝率があがるようにタラプミミッキュを採用
→
個別解説
カイオーガ@とつげきチョッキ
性格:控え目
特性:あめふらし
実数値:185(76)‐×‐110‐222(252)‐160‐133(180)
技構成:潮吹き 熱湯 雷 冷凍ビーム
禁伝枠。特殊相手の殴り合いには基本負けず普通に殴るだけで上振れ要素もついてきます。上から殴られると性能がかなり落ちてしまうので後述するサンダーとポリゴン2で電磁波によるサポートを行いながら通していきます。
エースバーン@いのちのたま
性格:意地っ張り
特性:リベロ
実数値:155‐184(252)‐95‐×‐96(4)‐171(252)
技構成:火炎ボール ギガインパクト 飛び膝蹴り⇔不意打ち 飛び跳ねる
カイオーガと攻めの補完が取れています。的確に技選択をすることができればほとんどのサイクルを破壊できます。カバルドン,ラグラージ入り以外のほとんどの構築に投げることができ貯水持ち入りの構築は珠エースバーンのケアまでできている構築が少なく初手ダイマックスすることで半壊させることができました。S25ではVSカイオーガ軸に対してナックルとジェットを上手く積み全抜きを狙ったりオーガオーガ対面ができてた場合ダイサンダー読みでエースバーンに引くことで一発耐えて飛び跳ねるでダイマックスターンを枯らしつつ大ダメージをあたえる動きを狙っていきS26最終盤ではゲロゲが構築から消えてノラゴンの引き先がいなかったので不意打ちを採用することで不意打ち×2で対面ノラゴンに勝てるように変更しました。
ガマゲロゲ@こだわりハチマキ
性格:意地っ張り
特性:貯水
実数値:191(84)‐161(252)‐116(164)‐×‐96(4)‐95(4)
技構成:アクアブレイク 地震 パワーウィップ⇔飛び跳ねる 冷凍パンチ
HB→ザシアンの特化+1じゃれつく確定耐え
カイオーガ,エースバーンがノラゴン,水ロトムと対面した際の引き先となりカイオーガから引いた場合は雨下ハチマキアクアブレイクが多くの場面で安定択となります。パワーウィップを入れないことでコピーメタモンにゲロゲと裏のオーガごと貫かれないようにしました。冷凍パンチはダイアイス媒体としてカイリュー,ジガルデなどに強引にダイマックスを切ることもあります。飛び跳ねるや岩技を入れることでヌケニンに打点を持つことができますがラッキーなどを突破しやすくするためにナックル媒体の格闘技でもよかったかもしれません。
S25では最終盤にゲロゲが加入したこともありレート2000帯からガマゲロゲによる初見殺しでたくさんレートを上げることができました。
ポリゴン2@しんかのきせき
性格:図太い
特性:トレース
実数値:191(244)‐×‐156(252)‐125‐115‐82(12)
技構成:イカサマ 冷凍ビーム 電磁波 自己再生
弱点を突かれない物理ポケモンになら大体あと投げ可能です。有利対面を取った際は電磁波を打ちあと投げされる高火力アタッカーの足を奪ったり,電磁波+自己再生で麻痺待ちする動きがシンプルに強力です。
サンダー@ゴツゴツメット
性格:図太い
特性:静電気
実数値:197(252)‐×‐150(252)‐145‐111(4)‐120
技構成:ボルトチェンジ 暴風 電磁波 羽休め
カイオーガ,エースバーンが苦手とする多くのポケモンの引き先となることができます。ポリゴン2と同じく交代際電磁波,麻痺待ち自己再生+暴風混乱で運ゲなどをおこなうこともできつつボルトチェンジによる対面操作,ダイマックスでの打ち合い性能など替えの効かないポケモンです。
ミミッキュ@タラプのみ
性格:意地っ張り
特性:化けの皮
実数値:147(132)‐155(244)‐101(4)‐×‐128(20)‐130(108)
技構成:じゃれつく ゴーストダイブ⇔シャドークロー かげうち 剣の舞
対面性能が高く化けの皮を盾に相手の後発ダイマを枯らしたり,剣の舞による崩しなど選出すれば必ず仕事をしてくれます。
重いポケモン,動き
→ダイマ切られると止められない
→物理重いです。取り巻きにドヒドイデがいるのでポリゴン2での展開などもしにくいです
→コスパとマジフレのタイプは運良くないと突破できないです。
→初手出しダストシュート連打が当て続けられるときついです。
→ポリゴン2が起点にされオーガなどをあと投げしてもみがまもで大きく削られます
→初手ミミッキュがハチマキウドハン,粉電磁波,珠など型が読めず奇襲されがちです。
→身代わり剣舞型はポリゴン2サンダーを起点に全抜きされます。
見てわかるようにゼクロム,ダイナ,イベルタルをほとんど切った構築となってしまったのですがS25最終日はこの3匹とはほとんどマッチングせず何とかなりました。S26では構築は多少変えたものの上3匹の禁伝とくにダイナが増え,思うようにレートが伸びなかったのが悔しかったです...
最後に
ここまで読んでいただきありがとうございました。新ルールが始まってからの記事公開となってしまい,皆さんのためになることはあまりなかったかもしれません。もし記事に関する質問などあればTwitterのDMなどにドシドシ送ってください!